
留学やワーホリでオーストラリアに行くので、オージーがよく使うスラングを色々知りたい!オージースラングを覚えて、現地の人と仲良くなりたい!
本日はこう言った方に向けて、オーストラリア人がよく使うスラングを33選紹介していきます。
紹介するスラングを覚えておけば、オーストラリアの生活で困らないはず。
むしろ、積極的に使うことでオージーとの距離をグッと近づけて仲良くなれると思いますので、何度か見返して覚えてみてください。
その前にオージーのスラングについての豆知識を前触れとしてお伝えします。
豆知識:オージーはスラングが大好きで、なんでも省略しがち!
「自撮り」という言葉がもともとオーストラリアで生まれたということは皆さんは知っていましたか?
あまり知られていませんが、オーストラリア人(オージー)は言葉を略すのが大好きなんです。
その理由の1つに「毎回すべて発音することが面倒!」という怠け者気質というものがあり、元の単語を短くしたスラングがよく使われています。
そのため、「意味わかんない言葉」というよりも「省略した言葉」と捉えると意外とわかりやすいものが多いのが特徴です。
「オージーEnglishは聞き取りにくい」、「何を言っているかわからない」などと言われる理由は、発音やアクセント以外にも、この言葉の省略も1つに入ります。
また、オーストラリア人が略語を好む理由は、よりくだけて親しげな印象を与えたいから。
そして、自分たちの国の言葉を特別であると思いたいというのもあります。
実際、同じ英語でも、国によってアメリカ英語、イギリス英語、オージー英語、サムライ英語、タグリッシュ、シングリッシュなど、独自の言葉に変化していますよね。
こう言った背景からオージーはスラング(省略)が好きなんです!という豆知識は以上。
さっそく、スラングを見ていきましょう!
オーストラリア人がよく使うスラング30選!
とりあえずこれは必須!オージースラング9選!
1.Maccas
正式:McDonald's 意味:マクドナルド 発音:マッカーズ
お馴染みのマクドナルドで、日本でも「マック」や「マクド」などと省略するようにオーストラリアでも省略しています。
これ知らないといきなり『????』の連続になってしまうので覚えておきましょう!
2.Barbie
正式:barbecue 意味:バーベキュー 発音:バービー
オーストラリア人はアウトドア好きで休日によく海辺や自宅の庭でBBQを楽しんでいます。
「”Barbie”しようぜ!」を日常で使えるように友達を作っていきましょう!
3.Brekkie
正式:breakfast 意味:朝食 発音:ブレッキー
オーストラリアは、朝型の生活リズムの人が多いです。
太陽を愛する国民性からなのか、早寝早起きな人が多く、朝食も朝早くから食べます。
カフェ文化も発展しているオーストラリアは、カフェも朝6時から開店しているところも多いので、早起きをしてカフェで優雅な朝食を一度は体験してみてください!
4.Arvo
正式:Afternoon 意味:午後 発音:アーヴォ
●例文紹介
See ya in the arvo – see you in the afternoon.(午後に会おう)
Wanna come over this arvo? – Would you like to come over this afternoon?(午後に来る方が都合いいかな?)
Whatcha doin’ this arvo? – What are you doing this afternoon? (今日の午後は何してる?)
5.Straya
正式:Australia 意味:オーストラリア 発音:ストラヤ
英語のネイティブスピーカーなら普通はすべての音節を発音して「オーストラリア」というと思いますが、オージーの場合は『ストラヤ』と言います。
6.Biccy(複数形はbiccies)
正式:biscuit 意味:ビスケット 発音:ビッキー
オーストラリアにはたくさんの種類のビスケットがあって、シェアハウスなどで暮らしていると一度は「ビッキー!ビッキー!」と言い出す人が現れるはず。
そのときはビスケットを差し出してあげましょう!
7.Choccy
正式:chocolate 意味:チョコレート 発音:チョッキー
上の「ビッキー」と合わせると、”Choccy biccy”でチョコビスケットになります。
8.Cuppa
正式:a cup of tea 意味:1杯の紅茶 発音:カパ
どうやって4語を1語に省略したのかは分かりませんが…「a cup of tea」の省略です。
Let’s have some cuppa !(ちょっとお茶しよう!)
9.No worries
意味:大丈夫!/問題ない 発音:ノーウォーリーズ
「It’s all right」や「you’re all right」「No problem」などの代わりに使います。
オージーが高頻度で使うので覚えておきましょう!
挨拶時に使える!オージースラング7選!
1.G’day
正式:Good day 意味:「やぁ」などの挨拶 発音:グッデイ
直訳すると「いい日だね。」ですが、ニュアンス的には「やあ/こんにちは」というニュアンスになります。
2.mate
意味:親しい友人を呼ぶときの愛称 発音:マィト
“Bro”などと同じ感じでよく使われています。
仲良くなった友人に”G’day mate!”と笑顔で明るく声をかけてみましょう!
きっと笑顔で返事してくれて、最高の1日を迎えられますよ!
●例文紹介
Taiki:G’day mate!(やあ!)
Tommy:G’day.(やあ!)
Taiki:Would ya like to pop around for a cuppa?(紅茶でも飲みに来ないか?)
Tommy:Sure, mate. See ya in 15.(いいよ、15分後ね。)
このように、Good dayが “g’day”に短縮され、youはyaを使い、”pop around”は”come over”のくだけた言い方になっています。
3.Hiya
正式:Hello / Hi 意味:こんにちは/やぁ 発音:ハイヤ
簡単な挨拶時に使います。
4.Morning
正式:Good morning 意味:おはよう! 発音:モーニング
“good”を省いたスラングですね。
この時点でめんどくさがり全開すぎませんか?(笑)
5.Ta
正式:Thank you 意味:ありがとう! 発音:タァー
割と頻繁に使う人が多く、必ず耳にすると思います。
ただ実際に使うときは、”Ta!”だけではなく、”Thank you. Ta!”と二重で言う人が多いイメージ。
お礼まで略すのは失礼と思ったのか、これだと逆に伸びてて略語じゃないですね笑
6.How’s it going?
意味:調子どう?
スラングかどうかは微妙ですが、オーストラリア人は挨拶のシーンでよく使います。
回答としては、”Not too bad”や”good””great”などを使う人が多いですね!
7.Tara
正式:Good bye/Bye 意味:さよなら/じゃあね 発音:タラー/チャラー
「Good bye」「Bye」がさらにカジュアルになったもの。仲のいい友人に使ってみましょう!
日常生活で使えるオージースラング17選!
1.Servo
正式:service station 意味:ガソリンスタンド 発音:サーヴォ
シンプルにガソリンスタンド(service station) が省略されて”servo”になったようです。
2.Petty
正式:petrol 意味:ガソリン 発音:ペティー
アメリカではガゾリンを”gas”と言いますが、オーストラリアではガソリンをpetrolと呼ぶので、しっかり覚えておきましょう!
Recently,I hate how much petty costs.
3.Sunnies
正式:sunglasses 意味:サングラス 発音:サニーズ
結構天気と間違いやすいので注意してくださいね!
初心者の方はまずは、覚えておき、会話の流れから察知するのもいいかもしれませんね!
4.Mozzie
正式:mosquito 意味:蚊 発音:モジー
蚊は英語でモスキートと言いますが、意外と「蚊に刺されちゃったよ〜」などと日常会話で使うことは多いはずなので覚えておきましょう!
5.Devo
正式:Devastated 意味:とてもショック、超悲しい 発音:デヴォ
devoは本当にどうしようもない気分にさせられたときに使います。
The surf was bad this weekend. I was devo!(この週末は波が悪かった。がっかりだよ。)
6.Defo
正式:definitely 意味:絶対に/もちろん 発音:デフォ
“definitely”は「絶対に」という意味ですが、”Of course”のように使うことができます。
もちろんを強調しているイメージです。
Do you guys want to go camping this weekend?(今週末キャンプに行かない?」
Defo! Let’s do it!(もちろんだよ(Defo)!行こう行こう!)
7.Facey
正式:Facebook 発音:フェイシー
SNSまでもスラングになります。
Do you have a Facey?(フェイスブックのアカウント持ってる?)

8.Bottle-o
正式:bottle shop 意味:酒屋 発音:ボトル オー
酒屋さん(bottle shop)の省略語です。
Let’s go to the Bottle-O.(酒屋さんに行こう!)
9.Tinny(複数形はtinnies)
正式:Can of Beer
意味:ビール缶
発音:ティニィー
「缶」を意味するtinが変化したもので「缶ビール」を意味するスラング。
ちなみに「瓶ビール」はcoldieと呼ばれます。
10.Chrissie
正式:Christmas
意味:クリスマス
発音:クリッシィ
「そのままでよくね?」と思うかもしれないですが、それでも省略したいのが、オージーです。
Have you got any plans for this Chrissie?(今年のクリスマスは何か予定ある?)
12.Esky
正式:cooler 意味:クーラーボックス 発音:エスキー
オーストラリアはアウトドア好きが多く、アウトドアに行く際によく耳にすると思うので覚えておきましょう!
13.Roo
正式:Kangaroo 意味:カンガルー 発音:ルー
これはわかりやすいし、むしろこっちの方が楽でいいですよね!
なお、カンガルーの赤ちゃん(baby Kangaroo)の場合は、”Joey”(ジョーイ)と言います。
14.Cranky
正式:in a bad mood/angry 意味:不機嫌を表すスラング 発音:クランキー
「腹を立てている」というよりは「イライラしている」ときに使う表現です。
例文を見るとイメージしやすいと思います。
He is cranky.
(あいつ、機嫌が悪いんだ)
Why are you so cranky today?
(何で今日はそんなに機嫌がわるいんだ?)
Stop being cranky.
(イライラするなよ)
15.Piece of cake
意味:朝飯前/お安い御用 発音:ピース・オブ・ケイク
主にアメリカで使われていていますが、オーストラリアでもよく耳にします。
何かを頼まれた時に「いいよ、こんなの朝飯前だよ」のように使います。
「余裕」や「楽勝」というニュアンスで覚えておけばいいでしょう。
ちなみに明確な由来ははっきりしていませんが、「ケーキ一切れくらいペロっと食べられるぜ!」みたいな感じではないでしょうか?
This is a piece of cake.(こんなの朝飯前よ!)
If you think it is a piece of cake, come up here and show us how to do it.
(そんなに簡単っていうなら、やって見せてくれよ)
Yeah! It’s a piece of cake!(イージーだぜ!)
16.Easy Peasy
正式:very easy 意味:超簡単/任せて頂戴 発音:イージー・ピージー
上記と似ているのでセットで覚えるといいでしょう!
ちなみに子供相手に使うような言葉でもあり、「こんなの簡単すぎだろ」と、簡単すぎて若干おちょくっているような意味合いもあるみたいです。
また、“easy-peasy lemon-squeezy”というロングverもあります。
A:How did you do on the math test?(算数のテストはどうだったの?)
B:It was easy-peasy lemon-squeezy.(ちょろいぜ!)
17.uni
正式:University 意味:大学 発音:ユニ
Universityの最初だけを取ったスラングで、頻繁に耳にします。
I am a student. I’m studying at Uni in Sydney.(私は学生です。シドニーで大学に通っています)
スラングを使う際の注意点!
1.使うシーンを考えよう!
スラングのイメージを日本語で置き換えると、「マジで!」「それな!」「ウケる!笑」みたいなニュアンスの言葉です。
当然、仕事やビジネス、また怒られているようなシーンでは使うべき言葉ではありません。
失礼に当たるだけでなく、自分の評価を下げてしまう行為にもなってしまう恐れがあるので、あくまでも親しい間の人とのコミュニケーションだけで使うようにしましょう!
2.チャットでは使わない!
途中、少し触れましたが、スラングは基本的に会話で使うものでチャットなどテキストでは、あまり使うものではありません。
そのためスペルを覚えても役に立ちませんし、むしろ他の単語を覚える際の邪魔になってしまいますので、発音だけ覚えるだけで大丈夫です。
正直、スラングは日々更新されていくようなものなので、主要スラング以外はわざわざ覚えなくても、わからない時に都度、聞けばいいだけです。
みんな優しく教えてくれるのでその時にメモなどをして覚えて使いこなせるようにしていきましょう!
3.曖昧な状態で使うのは避けよう!
スラングはものによっては場所やシーン、発音の仕方によって様々な意味を持つことがあります。
曖昧な状態で乱用すると、不適切な意味で伝わったり、不適切な意味で伝わったり、トラブルに発展したりする可能性も秘めているので、親しい友人の仲だけや完全に理解したスラングのみを使うのが無難です。
まとめ!
いかがでしたでしょか?
本記事では、オージースラング33選をご紹介しました。
オージースラングは、親しみを込めた挨拶や省略系のスラングが多いのが特徴で、紹介したスラングを見ると、「オージーはスラング(省略)が好きなんだな〜」と理解できたのではないでしょうか?
オーストラリアに行く際は、ぜひ使ってみてください!
ただし、スラングは基本的にカジュアルなシチュエーションで使用されるものなので、TPOをわきまえて使うように気を付けてください。
スラングを使うことで、オージーとぐっと距離が縮めることができると思いますよ!
ぜひ実践で試してみましょう!
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