突然ですが今、英語学習でオンライン英会話や参考書で勉強している人はいませんか?
“YES”と答えた人は、正直もうその勉強法は古いと思います。
もちろん、基礎文法の学習とか実践的なスピーキングや発音、リスニングなどのフィードバックを得るために利用するのはいいと思いますが、基礎習得ができているなら、何度も繰り返したり、新しい参考書を買う必要はもうありません。
2024年はもっと効率よく英語学習することができます。
それは記事のタイトルにもある通り、“ChatGPT”を活用すること。
実際、僕はChatGPTとの壁打ちで英語学習して英語力が爆伸びしています。
なぜなら、ChatGPTを活用した方が、単語や例文数など全てが参考書の数十倍の量をインプットすることができますし、音声での発音チェックや会話までも可能だからです!
さらに質問・フィードバックし放題で、TOEICなどの試験対策もできてしまうんですね。
本日は「ChatGPT×英語学習が最強の理由」と「その活用方法」を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
ChatGPTが英語学習に最適な理由!
そもそも、なぜChatGPTが英語学習に最適なのか。
それは生成AI(ChatGPT)は、LLMと呼ばれる大規模言語モデルによって、あらゆる言語をテキストベースで学習しているからです。
つまり、翻訳するのがめちゃくちゃ得意ということです!
もし、今あなたが「つまりって英語でなんていうのかな?」と考えているとして、Google検索をしているとしたら、やめた方がいいです。
言葉が悪いかもしれませんが、”時間の無駄”です。
AIを使えば、意味から類義語、例文、シュチュエーション別など様々なことを教えてくれます。
実際に僕の方で壁打ちしたものを記事にしてみたのでご覧ください。解説部分は全てAIによる出力です。
このようにテキストの精度はかなり高く、最近だと音声認識機能もリリースされたので、会話もすることが可能になっており、英語学習に必須のツールになっています。
実際、僕自身もChatGPTの音声認識機能を使って会話をしてみたり、上記の壁打ちのように英語の表現方法のボキャブラリー増加の為の学習にAIを利用しています。
ChatGPTの主な活用方法6選!
ChatGPTの主な活用方法は、以下の6つです。
1.対話練習 2.文法チェック 3.語彙の拡充 4.リスニング練習 5.ライティング練習 6.模擬テスト
このようにChatGPTを活用すれば、文法学習からTOEICの試験対策、スラング学習まで幅広く利用することができます。
また、文法チェックや翻訳などを正しく使えば以下のようなことも可能。
・履歴書(レジュメ)の作成&添削 ・ビジネスメールの作成と添削 ・海外論文の翻訳 など...
面倒な解説はここまで!
早速ChatGPTを開いて実践しながらやっていきましょう!
実践編:ChatGPTを活用した英語学習のやり方
まずはじめに、ChatGPTはモバイル版とPC版のどちらでも可能ですが、僕はPCでの利用をおすすめします。
理由は、文字入力やコピペなどがやり易いからです。(もちろん、使い易い方でOK)
補足:ChatGPTの音声コントロールの追加方法
1.「ChatGPTの音声コントロール」へアクセス 2.Chromeへ追加 3.音声会話の設定変更(下記画像に記載) 4.終わり
- 「Voice control language」(言語設定)→「Japanese」へ変更
- 「Message sending method」(メッセージ送信方法)→「Send message automatically after I finish speaking.」へ変更※こちらはどちらでもOK
ここで設定終了です。
ChatGPTと壁打ちする方法
やり方はシンプルで「聞きたいこと」「知りたいこと」をそのまま尋ねましょう。
ただ、間違った出力や思い通りの結果を出してくれないという事態を防ぐためにはいくつかポイントがあります。
そのポイントは以下の2点。
- できるだけシンプルな質問にする
わかりにくい表現や誤認識を生む表現は避ける。短文で区切るなど
. - 出力形式を指定する
出力形式を指定しないと適当なことを言い出すことがありますし、想像と違う結果になってしまうことがあるのでしっかり指定しましょう。
こちらは実践しながら説明していきます。
実際に、下記で紹介する入力文をコピペして実践しながらやってみてください!
1.シュチュエーション別の英会話表現を知りたい場合
では以下の入力文(プロンプト)をコピペして、ChatGPTに入力しましょう。
#前提条件 あなたはプロの英会話コーチです。 以下の条件に従って、「カフェのオーダー時」に使える英語を教えてください。 #条件 ・2名の会話形式で10ラリーしてください。 ・以下の{#出力形式}に従ってください。 #出力形式 例) A: Hi, can I see the menu, please? 和訳: こんにちは、メニューを見せていただけますか? B: Of course, here you go. 和訳: もちろんです、どうぞ。 A: Hi, could I get a small cappuccino, please? 和訳: こんにちは、小さいカプチーノを一つお願いできますか? 解説: 「Could I get...?」は丁寧な依頼の表現で、直訳すると「~をもらえますか?」となります。これは「Can I have...?」よりもやや丁寧な言い方です。 「please」を文末に付けることで、さらに丁寧な印象を与えます。 B: Of course! Would you like any pastries with that? 和訳: もちろんです!それに何かペイストリーはいかがですか? 解説: 「Would you like...?」は提案や選択肢を尋ねる際に使われる表現で、非常に礼儀正しいです。 「with that」は「それに付随して」という意味で、ここではカプチーノと一緒に他のものを注文するかを尋ねています。
入力すると、以下のような出力が出てきます。
上記に入力文章(プロンプト)は、出力形式や条件を指定したいとき、制御したいときに有効ですが、そこまで拘らず下記のような入力文でも可能です。
カフェでの対話の例文を和訳付きで教えて! 10ラリー程度で。 また、文法や表現方法、スラングなどの解説までしてくれますか?
英文の対話部分のみ抜き出して!
すると、英文だけ抜き出してくれるので、スッキリして発音チェックやリスニングができます。
「面接」「旅行」「異文化交流」など興味のある場面で学んでいきましょう!
2.TOEICなどの試験対策をしたい場合
以下の文を入力してください。
#前提条件 あなたはプロのTOEIC対策コーチです。 以下の条件に従って、「TOEIC対策」の問題を作成してください! #条件 ・TOEIC600点の人がよく躓くポイントを徹底的に ・問題を10問
出力結果は以下の通り。
問題に答えた後は、答え合わせをするために以下の文を入力しましょう。
答えを教えてください。
すると以下のように、「答え」と「解説」をしてくれます。
もっと、効率的に活用するなら、回答を求めるときは以下のように聞きましょう!
以下が回答です。採点と解説をしてください。 **** 11.A 12.B 13.C 14.A 15.D 16.A 17.A 18.A 19.A 20.A
このように入力すると、採点と解説をしてくれるだけでなく、同じチャットページであればChatGPTが入力文を覚えて引き継いでくれるでの下記のような質問も可能になります。
今まで私が間違えた問題を10問出してください。
今までの私の回答の系統から、私が苦手な分野を洗い出して教えてください。
など….
このような使い方をすることで、
・学習効率UP ・自分の苦手分野に特化した問題作成 など
自分に合った学習方法を無料で作ることが可能になります。
3.スピーキング・リスニング練習をしたい場合
ChatGPTはモバイル版でもPC版でも音声認識機能を使うことで、スピーキング・リスニング練習が可能です。
ただ、発音が悪いと間違った認識になることがあるので初心者には不向き。
そのため発音に自信がない人は、音声認識機能での練習ではなく、リアルな人と練習をして、スピーキングレベルを上げていきましょう!
とはいえ、今の自分の発音レベルをチェックできる機会でもあるので、まずは使ってみて、今の自分にこの機能が最適かどうかを確かめてみるのはありです。
4.英文の添削をして欲しい場合
以下のプロンプトに添削して欲しい文章をコピペして使ってください。
#前提条件 あなたは英語ネイティブであり、プロの英語コーチです。 {#条件}に従って以下の英語文章に間違いがないか確認し、文章を添削してください。 #条件 ・正しい表現方法、文法になっているか確認すること ・スペルミスはないか確認すること ・間違いがある場合は、その箇所を修正して、その理由を解説してください ・また、他の表現方法が適切だと思われる箇所がある場合は、必ず提案してください。 ・修正箇所等の解説は日本語でお願いします #出力形式 1.添削文章 ..... 2.添削解説 ****** (添削してほしい文章をコピペ)
出力結果は以下の通り。
この場合は、文章自体は間違っておらず、カジュアルな表現が多かったのでよりフォーマルなヒィ右舷への修正をしてくれました。
そのため自分の文章がどのような場面に使われるものかを指定しておくといいですね。
例えば、以下のような指定を追加するなど。
・ビジネスシーンで使うので失礼がないか確認して。 ・よりフォーマルな表現にできないか確認して。
かなり高精度で添削してくれますので、英作文やレジュメなどの添削時に利用してみてください!
ChatGPT利用時の注意点について
ここまで活用方法を解説してきましたが、いくつか注意点もあります。
それは、ChatGPTは嘘(ハルシネーション)をつくことがあることです。
ハルシネーションが起こる理由は、ChatGPTは人工知能によってネットの情報を学習しているためです。つまり、ネット上の誤った情報が数多く存在するので、それらを学習してしまうことで虚偽の情報が生成されてしまうというわけです。
ただ、僕が利用している限り、専門的な分野や難しい言い回し表現などを利用しない限りは、、そこまでハルシネーションは起こっていません。
ハルシネーションを避けるためのポイント3選!
ハルシネーションを避ける方法は、主に以下の3点。
・わかりやすい文章にする ・ChatGPT-4(有料版)を使う ・基礎英語は習得しておく
まず意識しておくべきことは、「わかりやすい文章にする」ことです。
箇条書きにしたり、短文で区切ったり、複雑な文章を避けるなどの工夫をしましょう。
また、ChatGPT-3.5(無料版)でも利用可能ですが、ChatGPT-4.0の方が精度が高いです。
有料ですが、たった月20ドルなので、下手なオンライン英会話やコンサルよりも安いので、ここはケチらず課金しましょう!
今は2024年、これからはAI時代ですからね!
英語学習以外にも活用できますし、時代の波に乗り遅れないためにも、AIとタッグを組み効率化を図りましょう!
そして、最後は基礎はしっかり参考書で学んでおくということ。
AIが嘘をつくときは明らかに違和感のある文章になることが多いです。基礎習得ができていれば、そこに気づけます。
そのため、「基礎英語にも自信がないよ」という方は、下記の総合英語 Evergreenという基礎文法を網羅的に学べる参考書をまずは2周ほど学びましょう!
その学習過程の中でAIを使いながら効率を高めるべきです。
まとめ!
いかがでしたでしょうか?
これだけは間違いなく言えることは、AIは英語学習を今までの何十倍も効率化させてくれます!
実際に英語学習以外の分野でも、すでに効率化が始めっており、AIを活用する人とそうでない人では、確実に差が開き始めています。
実際、今回紹介した活用法はごく一部でして、他にも「英語学習プランの作成」や「論文翻訳」「英語ライティング」など様々なことに活用できます。
それだけAIには様々な可能性を秘めているので、まずは実際に手を動かしながら、自分に合った使い方を見つけてみてください!
AIは、確実に英語UPさせてくれますよ!
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